ちょっとバカになってみる

DJ Nobbyさんの『きのうの経済を毎朝5分で』というVoicyの番組でのお話。

 

失われた30年の空気感を作ってきたのは、いわゆる"かしこい"人たち。

リスクを取る人、チャレンジする人を冷めた目でみてきた"かしこい"人たちが大多数を占めており、その人たちの安全、安定の思いが、結果的に閉塞感を生んだんじゃないかと指摘する。

何かをやろうとしているのを見て、「どーせダメでしょ」という意識でみてしまう。失敗したり、投資したものが下がったりして「ほらやっぱり」というような、リスクを取らない、行動しないという方がかしこいんだという空気感が、大多数の人たちにあり、それが全体的な空気感を醸成した。

こういう雰囲気からはなかなかイノベーションは生まれにくく、静かに慎ましく暮らすというスタイルに落ち着く。

 

我が家もその通りだったかもしれない。

安定志向でリスクは取らない。

そういう雰囲気はあったかな。

 

これからは、経済の流れ、風向きも変わりつつあり、激動の時代へ突入する。

リスクを取らないリスクが指摘され始めているが、少しバカになって、ちょっとずつリスクを取りながら、人生を楽しく送れるようになれたらいいな。