いよいよ4月から新年度が始まり、
新社会人、新入生、新学期などなど、
新たな環境での生活がスタートします。
塾の講師をしていたとき、学年の責任者である先生が、
「君たちに対して、50%の責任しかもてない」
という話をされたのを今でも良く覚えている。
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塾に来て、椅子に座って授業を聞く。
そんな中で、
同じ説明をしても、成績の上がる子ばかりではない。
それは、半分は自分の努力だからだ。
先生として生徒のみんなを導くことができるのは、行動する手前まででしかない。
あれをしろ、これをやれ、などのアドバイスや指導は
当然それを成さなければ意味がない。
先生が言うことが50%。
あとの50%は、自分自身の行動と取り組み方で決まる。
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生徒にしていた話が、自分の事のように思えた。
この50%の話は、勉強だけでなく、仕事においても成り立つ。
先輩や上司からのアドバイス、指導に対して
真摯に取り組んでいくことができるか。
自分自身で考え、やる意味の深いところまで理解しようとしているか。
上達しよう、吸収しようという心意気があるか。
そういう、「受け手」の状態の大切さを
改めて考えてみてほしい。